獄中短歌「百回休み」015
潔白を主張するのか反省をなぜせぬのかと弁護士が言い

 国選での弁護を引き受けるのは、弁護士にとって義務ではない。国選の仕事はやらない、という弁護士も多い。
 実際、1件あたり4万円とか、まったく割に合わない仕事らしい。
 だからおそらく、国選での弁護を引き受けるのは、すごく信念のある弁護士か、すごく能力のない弁護士かのいずれかだ。
 だから、こういうことにもなる。