活動内容2
すでに外山恒一の存在は知っている者にさらに進んで外山の文章を読むよう強く促す


 まずどの文章を勧めるかはそれぞれの判断である。

 「政治活動入門」や「ファシズム入門」を勧めるのもいいし、「学生運動入門」を勧めるのもいい。

 もっと取っ付きやすい活動レポートの類、例えば「法政大学入学相談闘争」などを勧めてもいいし、「アナーキー・イン・ザ・U.K.の秘密」や「獄中短歌」を勧めてもいい。

 変わったところでは、「ツクシ小説」なんてものもある。

 もちろんファシズム転向以前の文章を勧めてもいいし、もし勧める相手がサヨクであればまずはその方がいいかもしれない。

 要は相手次第で、相手がとりあえず興味を惹かれそうなテーマのものを勧めてくれればいいし、もちろん自分がとくに愛読している文章をとにかく勧めてくれてもいい。

 今挙げたものはすべてサイトで無料公開してあるから、ブログやtwitterでリンクを張るだけでいいし、もちろんプリントアウトして配ってくれてもいい。

 さらにすでに私の著作が手元にある者は、それらを周囲に貸し出して回し読みしてもらってもいい。

 著作紹介をメインに、多岐にわたる活動について簡単にまとめたパンフレットを、近日中に大量に製作する予定である。

 これは例えば各地で中心的に一連の“布教活動”を担ってくれそうな者にそれぞれ一括して郵送し、片手間にでも散布に協力する意志のある者には彼らから分配してもらえるようなシステムを確立したい。

 過激な本質はアクセント的に匂わせる程度の、表層的にはポップでサブカルふうのパンフレットにするので、飲み屋でも喫茶店でも古本屋やCD屋でもアートスペースでも小劇場でもミニシアターでもライブハウスでもバンド練習スタジオでもシェアハウスでも諸々の運動拠点でも、とにかく置いてもらえそうなところには徹底的に置いてもらってほしい。