今どき政治犯は当たり前

 私の政見放送について、「日本には言論の自由があるんだなあ」などというマヌケな反応は無数にあるが、かねがね云ったり書いたりしているとおり、現在の日本には言論の自由などない。かろうじて選挙制度を利用した場合にのみ、例外的にある程度、言論の自由が謳歌できるにすぎない。
 そんなわけだから、ちょっとしたビラまきや集会などで逮捕される「政治犯」など、現在の日本では実はほんとはちっとも珍しくなんかないわけで、つい先日も、こんな事件が起きている。

中核派活動家ら2人逮捕=法政大で職員に暴行 (2007.4.27)

  警視庁公安部は27日、法政大学で退学処分への抗議デモをめぐり、大学職員を引き倒したなどとして、 暴行の現行犯で、中核派全学連活動家の同大生ら2人を逮捕した。
 逮捕されたのは中核派全学連活動家で同大法学部2年の新井拓容疑者(32)と同派支持者の 元同大生友部博文容疑者(24)。

 時事通信の報道のようだが、まったくひどい内容だ。この記事を書いた記者とこれを通したデスクは腹を切って死ぬべきだし、そもそも会社が潰れるべきだ。もっとも現在の大手マスコミの報道はすべて例外なくこの程度なので、だからファシストたる私は、政権樹立後にはすべての報道機関は取り潰しにすると公言しているのだ(言論の自由など謳歌していないマスコミを取り潰したところで、それは言論弾圧ではないからね)。
 そもそも「新井拓容疑者(32)」が「中核派全学連活動家」であるのは事実そのようなんだが、「友部博文容疑者(24)」が「同派支持者」であるなんてまったく嘘、つまり完全な誤報なのだ。日本の存在価値ナシ報道機関がよくやる「警察発表の垂れ流し」というやつである。
 4月27日に法大界隈でおこなわれた集会とデモが、同大学を前世紀から活動拠点としている中核派の主導によるものだったのは事実だが、メンバーやその支持者だけでなく、同大学にどうやら数名規模で存在しているらしいいわゆる“ノンセクトラジカル”の活動家も参加していた(「友部博文容疑者」はその一人だ)し、先日私を秋葉原のメイド居酒屋とやらに連行した革命的非モテ同盟の人もいたし、私の都知事選の協力者でありネイキッドロフトのイベントでも司会をやってくれているかの中川文人氏もいたし、そもそもこの日は実は何を隠そう
この私も参加していたのだ。
 上記の「報道」が、いかに「いまどき学生運動なんかやっているのは中核派とかナントカ派とか、そういうアブない奴らであって、逮捕されて当然」という方向に、事実を捻じ曲げてでも読者を誘導しようとしているかというのは、これだけでも明らかだろう。
 もちろん、中核派だからといって今回のような微罪(というよりも単なるでっち上げ。もともと大学当局や公安当局にこの「新井拓容疑者」は目をつけられており、正門前で法大職員たちと押し問答になった時、事前の計画どおり職員の一人が「うわー、首をしめられたー」と絶叫して「こいつがやった」と彼を指差し、これを合図に公安刑事どもが彼を「現行犯逮捕」したという事件なのである)で逮捕されてよいわけがないし、こんな滅茶苦茶をやる大学職員など、仮に首をしめられても自業自得である。つーか自ら首をくくるべきである。我々団は破防法が怖いので組織的な武装闘争はやらない方針だが、勇敢な中核派の諸君が今回の暴挙に加担した法大関係者を次々と血祭りに上げていくというなら支持声明くらいは出してやってもいい。
 事件からもう一ヶ月になるが、2人はまだ釈放されていない。2人とも起訴されたとのことで、少なくともこのまま初公判までは保釈もないと思う。
 まったくひどい話。
 日本に言論の自由があるなどと思い込んでいる連中は、これまたみんな死んだ方がいい。

後註(09年2月).結局2人が保釈されたのは11月19日、つまり7ヶ月近くも拘束されたのである。しかも裁判で検察側は友部君に対して09年1月15日、なんと「懲役6ヶ月」を求刑してきた(中核派の新井氏への求刑はまだおこなわれていない模様)。ほんとにろくでもない。