政府にタテ突く強い町
[霧島市議選(隼人選挙区)当時の主なブログ記事]

当時は事前にどこまで書いてよいのか分からなかったので、
「選挙」と書くのをためらい、やけに遠回しな記述となっている

  「説明会」へ行ってきた(2005.10.25)

 そんなわけで今日、当局による当事者への「説明会」とやらに行ってきた。
 やはり私一人だけが極端に「場違い」であった。
 全身黒ずくめ、スキンヘッド、安全靴。しかもTシャツの背面には「まだ反抗期」などと白抜きで大書してある。
 「ライバル」は、現段階では17人のようである。
 「質疑応答」の時間があり、一応、事前に知りたいことをリストアップして書いて行ったのだが、ひとつには質問の仕方によってはこっちの「戦術」が推測されかねないこともあったし、何よりもあまりにもセコい(貧乏くさい?)質問をするのは気がひけてしまって、結局何も訊かなかった。明日にでも個人的に「当局」へ出頭して、訊けなかったことは訊くことにしよう。
 新聞社も来ており、顔写真撮影を申し込まれたが、ちょっと思うところあって、また後日ということにしてもらった。
 あー、やっぱりすごく曖昧な書き方しかできずにもどかしい。
 読む方はもっともどかしいかもしれないが、これとは別に、ちゃんとした「日記」をつけておいて、全部終わってから公開するから、辛抱してくれ。(後註.選挙期間中は予想以上に忙しく、結局「日記」なんかつけてるヒマはなかった)
 しかし大丈夫だよな、この書き方。知り合い以上、友達未満くらいの関係(同時期の保坂展人チルドレン系「反管理教育」活動家として)の、かの菅源太郎君のサイトなど見ても、事前に「決戦は9月11日」とか、「今こそ政権交代」とか書いてたし、要するにほんとにほんとに直接的な表現(?)をしなければいいようだと思ってるんだが。
 このあたりも明日、当局に訊いてこよう。ダメなら明日じゅうに削除。


  自己責任!(2005.10.26)

 夕方、当局に出頭して、昨日の「説明会」で腰が引けて質問できなかったことをいくつか訊いてきた。
 その大部分については、私の「戦術」が「ライバル」たちに推測されかねないのでここには書かないが、まあ要は「こういうことはやってもいいのか」といういくつかの質問に対して、「前例がないから何とも……」という反応で、後日、改めて回答してもらうことになった。
 そんなに特殊なことではないと思ったので、「前例」がないというのは少々驚きだった。そういうことをやると、そういうことをしない「ライバル」たちから、「公平でない」と苦情が出るかもしれない、というようなことも云われたが、しかし法で禁じられていないことは原則オッケーなわけで、しかも前記のとおり私としてはそれほど突飛なアイデアではないと思っているくらいだし、その程度のことを思いつかなかった「ライバル」たちが苦情を云ってきたとしても、それはもうしょうがないじゃないかと思うのだが。
 何を書いているのか、読んでる方はさっぱり分からないだろうな。
 もちろん、このサイトの記述に関しても質問してきた。
 一応、建前としては「事前」にそれに向けていろいろやることは全部禁止だとは云っていたが、同時に、しかし例えば「事前」の段階で街頭などに立って通行人に挨拶したり手を振ったりする人は結構いて、それは普通に考えればそれに向けてそれのためにやってるように見えるし、いやしかし普通に挨拶してるだけですよと云われればまあそうとも云えるし、そういう「グレーゾーン」みたいなことはいっぱいあって、結局なんとも云えないのだ、という話であった。
 例えば私がこのサイトで「霧島市政に挑戦(笑)」と書いても、それはもしかすると私が市の何かの選挙に出るという意味かもしれないし、市の何らかの条例について制定や改廃を求める署名運動とかを一市民として起こすという意味かもしれないし、デモを企画しているのかもしれないし、誰かをリコールする運動をやるのかもしれないし、あるいはこのサイトとかで市政を批判する言論活動をやるぞという意味かもしれないし、要するに「どうとでもとれる」わけで、結論としてはやっぱり「なんとも云えない」らしい。
 「とにかく自己責任で」なんて云われて帰ってきたのだが、そんなこと云われてもなあ……。
 まあ私としては、すでに触れた菅源太郎君のサイトにおける「事前」段階での書き方とかを参考に、念のためそれよりはるか手前のレベルにとどめつつ、こんなふうに曖昧な記述に終始していくことにする。
 あ、そうそう。私に対応してくれた当局の方々のうち少なくとも一人は、このサイトをちゃんとチェックしているようで、昨日の文章もすでに読んでいた。当然、警察もチェックしてるんだろうなあ。怖いなあ。


  方針変更(2005.10.27)

 「当局」から、ネットでの活動報告はやはり認められない、という話があり、これまでのぶんについても「削除した方が無難ですよ」と云われたので、いったんはそうしようか(あるいは伏せ字処理しようか)と迷ったのだが、同時に、現役の国会議員秘書で「経験」も多い友人に見てもらったところ、「これくらいならぜんぜん大丈夫」とも云われ、再度自分で読み返してみても、やっぱり問題ないように思えるので、とりあえずこれまでのぶんはそのままにしておく。
 ただ、私としては今回、ネットを活用して云々という「戦術」をとくに重視しているわけではないから、これ以上、無用なトラブルを避けるために、今日のコレを最後に、この話題は原則としてやめることにする。そもそも「当局」(警察含む)や「ライバル」以外に、地元でこのサイト見てる人がいるとも思えないし。もともと私の今回の計画では、「事前」にやるべきことはまったくなくて、「本番」一発勝負のアイデアなのだ。
 というわけで、この話題はこれにて終了。

 しかしなあ……。
 とりあえずこれは身辺雑記として日々のよしなしごとをだらだら書いてるわけで、一応毎週購読している『週刊SPA!』の昨夜買った最新号に、「政治家になる方法」みたいな特集があって、なんかタイムリーだなあと苦笑した、とかいう程度のことはやっぱり普通に書きたいんだよなあ……。
 記事自体はまったく参考にはならなかったけど。


  当局の横暴!(2005.11.16)

 当局がとんでもない。
 本番中に当局が発行する当事者の主張を載せた公的パンフ(後註.選挙公報のことだね)のために、私が提出した原稿をめぐって、バトルが続いている。
 最初は、プロフィールにある「ほぼ無実の罪で2年間の投獄」という文言をめぐってのものだった。
 当局の担当者Sはこれを、「虚偽記載」だと言うのだ。無実ではないから有罪判決を受けたのだ、と。
 こいつは過去にどれだけ多くの冤罪事件が発生しているのか知らないのか?
 しかも私は「無実」ではなく「ほぼ無実」と書いている。これはつまり、「微罪に対して非常識な重刑を科された」ということを、短い文字数で表現したものだ。
 現在でも冤罪を主張して、確定判決の撤回を求めて戦っている受刑者や元受刑者はたくさんいる。そういう人が立候補した場合、経歴に「私は無実だ」と書いてはいけないのか?、と問いただしたのだが、担当者Sは「いけない」という。
 そこで、「では例えば狭山事件の石川さんが仮に立候補したとして、その経歴の中に『無実の罪でウン十年投獄』とあったら、それも掲載拒否するということか?」とさらに問いただすと、「そうだ」とSは答えた。
 へー、なるほど。
 私はこの発言について、後日、部落解放同盟にきっちり報告するつもりでいる。(後註.結局メンドくさくなってやらなかった。いずれ我が党でこのバカ職員を糾弾すればよいのだ)
 さらに、選管が役所として、裁判所など政府機関の文書(判決文など)を信頼するというのは理解できなくはないけれども、政府一般の公式見解のようなものを、私までが共有しなければならないという道理はない。
 現に担当者Sも、「では誰かが『日本はアメリカの属国だ』と書いたら、政府は公式にそんなことを認めてはいないから『虚偽記載』になるのか? 『憲法違反の自衛隊』と書いたら、裁判所は自衛隊は合憲であるという判決を出しているのだから『虚偽記載』になるのか?」と追及すると、「そういうものは政治的な意見なので問題ない」と云った。
 それなら私が私に対しておこなわれた判決について、こんなものはデタラメだと主張するのも結局は司法批判つまり政府批判なのであって、同じではないか。
 とこっちは徹頭徹尾、正論を云っているのに、「とにかく受理できない」の一点張り。
 誰だこんな無能力者を担当に任命したのは?

 問題とされた箇所は他にもる。
 「外山恒一・出生の秘密」として、「このたび急遽思いついた伝説によると」と前置きして、「一九七〇年、隼人町北部の熊襲の穴で、『造反有理革命無罪』と唱えながら、処女の馬から生まれた」と書いたら、これも「虚偽記載」だというのだ。
 これは単なるギャグではないか!
 担当者Sはそんなことも読み取れないのか? それとも「このギャグはどこがどう面白いかというと……」というこれまたお決まりのギャグをぶちかましてやらなければならないのか?
 しかも実質「これは嘘だけど」とバカ正直に注釈を入れた上で書いているのだ。大体、「馬から生まれた」などというメチャクチャを、誰が真に受けるのだ?
 ふざけんな当局!

 などと粘っていると没論理的にナシクズシ的な掲載拒否が既成事実化されてしまって、結局、私の主張は公的パンフに載らないということになってはたまらないので、この件は後日、行政訴訟を起こすことにして、以上の「問題箇所」を削ったバージョンを作り直し、提出した。

 するとまた担当者Sだ。
 デカデカと掲げてあるメイン・スローガン、「政府転覆」と「こんな国、滅ぼそう」が、「公序良俗に反する」と云い出した。つまり「だから掲載しないかもしれませんよ」ということだ。
 「そりゃまあ万が一○○しちゃったらそれはそれでマジメにやりますよ」という文言も、新市の将来のために真剣にやっているライバルたちに失礼だなどと、どーでもいいイチャモンまでつけ出した。
 さらに、掲示板に貼るポスターについて、事前にチェックさせろと云ってきたので、あらかじめ友人の議員などに訊いておいたので、「法律上、ポスターは事前審査ナシにいきなり貼ってもいいと、こういう件に詳しい人に教わった」と答えると、Sは「だったら税金で設置する掲示板を使用させることはできない」などとデタラメを云い出した。
 なぜ提出しないのか、事前にチェックされると困るようなことが書いてあるのか、と横暴警察が黙秘する被疑者に対して云う決まり文句みたいなことをSが云うので、「パンフ原稿の一件で、あなたがたの『公平・中立』性に対して決定的に疑問を持ったから提出しないのだ」と云ってやった。
 Sは、とにかくチェックさせないなら掲示板を使用できるとは保証できない、とまたまたデタラメな一点張り。
 今度こそ堪忍袋の緒が切れた(というのは嘘で、上記「ほぼ無実」等の件も堪忍するつもりはない)。

 私は、国会議員秘書を務める反管理教育時代の同志に相談した。
 同志は、早速、このSたちの上の上の上の部署である総務省の担当者に連絡して、見解を質した。
 すると総務省の担当者から、「法律にある『公序良俗』云々の解釈については、昭和42年東京高裁の判例があり、それによれば『(公序良俗に反することが)一見して明白で、はなはだしくひどい』場合に注意を与えることができる、となっており、『政府転覆』、『こんな国、滅ぼそう』という程度では、これには当たらないと思われる。また、注意を与える場合でも、それはあくまで『注意』でしかなく、本人がどうしてもこれを掲載したいと主張すれば、当局はこれを拒否することはできない」との回答があった。
 さらにポスターの事前審査について。
 同担当者は、「ポスターの事前審査はあくまで事務を円滑化するために便宜上おこなわれていることで、義務ではない。事前審査ナシで自由に貼っていい」とこれまた明確な回答。
 さすが総務省。つーか、別に当たり前のことで、隼人町の担当者Sがメチャクチャなだけなんだが。

 で、早速また当局に出頭し、この総務省担当者の見解をSに伝えた。
 Sは苦虫をかみつぶしたような顔で、「最終的な判断はこっちでやる」「総務省の担当者は原稿の実物を見たのではなく、電話で文面だけを聞いたにすぎないだろう」などと往生際が悪い。
 何を聞いてんだ。「本人があくまでこれでいくと主張するなら当局側は拒否できない」と云ってんだから、実物を見たかどうかなんか無関係な話ではないか。
 もちろん謝罪のひとつもない。
 総務省さん、こんな無能役人は圧力かけてクビにしてください。

 頭にきたついでに、Sにもうひとつ苦言を呈した。
 私は、戦術をライバルたちに察知されないよう、スローガン等も含めて、ここでは具体的なことは「事前」にはあまり書かないと以前宣言した。なのに今日は結構書いている。
 というのも、パンフ原稿の記載内容に関する情報が、当局自身から漏れているのだ。
 昨日、私と大変不仲な父方のオバらが、なんと原稿のコピーを持って、父や、離婚して隣町に住む母にわけのわからん文句の電話を何度もかけてきて、35にもなって両親にグチグチやられるという迷惑な展開となった。
 原稿のコピーがオバに渡ったルートは二つしか考えられない。
 一つ目は、Sの上司である霧島市役所隼人支所のトップと、オバの夫は従兄弟であり、たいへん近しい関係にあるということ。
 もう一つは、これはS自身が認めたことだが、昨日の朝、Sが父を呼び出して、原稿のコピーを直接渡したこと。これが父からオバに渡ったのかもしれない。Sが父にコピーを渡したのは、もちろん「文言を改めるようお父さんからも説得してください」ということ(あるいは「当事者志願そのものを辞退させろ」?)。まったく。私はもう35歳だぞ。
 いずれにせよ、要するに結局は当局から漏れていることに変わりはない。
 私はSを追及した。
 「隼人町には個人情報保護法の施行は伝わっていないのか。たとえ父親といえども別の人格、他の個人だ。原則として本番前には当局の担当部署の人間や、その印刷を依頼する業者の人間など、やむを得ないごく限られた範囲でしか流通させないことになっているんじゃないのか? 今回あなたのやったことは個人情報の意図的な漏洩だ」
 するとS、やはり見苦しい云いわけをする。
 「公開を前提に提出された書類は個人情報ではない」
 こいつはまったくアホか。
 公開はあくまでも本番開始宣言後だ。それ以前に例えばある人の原稿の情報が漏れれば、他の人はそれを念頭に対策を講じた上で自分の原稿を提出することもできる。先に提出した方が損だということだ。これでは「公平・中立」な指揮運営をしていることにならないじゃないか。
 するとSはまたまた云い逃れ。
 「そもそも公職につこうとする立場の人間が、個人情報などと云うのはおかしい」
 やはりこいつはアホだ(総務省さん、お願いします。なんとかしてください)。
 最近、役所が議員の連絡先などを「個人情報だから」といって開示しない例が増えている。マスコミがこれを行き過ぎだとして強く批判のキャンペーンを張っている。私自身、こういうのはあまりよいことではないとは思うが、しかし、現実にはあちこちの自治体は、現に議員である人の個人情報についてまでこんなに気を使い始めているのだ。まして私は(まだ?)議員ですらない。その個人情報の扱いについて、役所は議員に対する以上に気を使わなければならないはずだ。
 この件も、先の件の時についでだから一緒に告訴してやるからな。

 当局は他に取り締まるべき相手があるだろう、ということも付け加えておく。
 2ヶ月ほど前、あるライバルのパンフが、玄関にあった。父が応対して受け取ったものであろう。禁止されているはずの「戸別訪問」が強く疑われる。
 今日、市長候補の「後援会」が、「○○の後援会でございます。おはようございます」とのみ連呼する街宣車を走らせていた。「あくまで後援会の活動」と強弁するつもりだろうが、あからさまに脱法行為ではないか。
 これも今日、別のライバルの「マニフェスト」が父の部屋にあった。「後援会討議資料」と記載してあるが、父はこのライバルの後援会員ではないと思う。
 こーゆー連中を取り締まれよ!

 いや。
 もしかするとこの担当者S、意外に信念をもって「昨今の、国のこざかしい政策の数々には同調できん」と情熱を燃やしているのかもしれない。国がどう云おうが、隼人は隼人のやり方がある、と。
 そういうことなら許してやらなくもないぜ、Sさん。なにしろ私は、「新市霧島市をどのようなまちにしたいですか」という商工会のアンケートに、「政府にタテつく強い街」と回答しているのだ。


  政府にタテ突く強い街!(2005.11.18)

 これは当局も承認した発行物からの引用だから、「問題」にはならないだろう。
 隼人町商工会青年部の主催で、「わがまちの未来を託す公開アンケート」というのがおこなわれ、その結果をまとめたパンフというかビラが、今日、明日、(旧)隼人町内でドバッと1万部ほど配布される。
 私もなぜか(?)回答していて、以下、その部分の引用。
 「外山恒一(35才) 経歴 福岡刑務所卒 反政府指導者」とまずある。
 その下に、商工会による「新霧島市はどのようなまちになってほしいですか?」との質問文があり、それに対する私の回答として、大きく白抜きで「政府にタテ突く強い街をつくる!」。
 そのさらに下に、本文。

 諸悪の根源たるグローバリズムの地方への波及(詳しくは三浦展『ファスト風土化する日本』洋泉社新書を読むぺし)を阻止するため、監視社会粉砕の課題では左派と共闘し、伝統的共同体再建の課題では右派と共闘して、私は政府にタテ突く強い街を作る。以下具体策。
 @霧島市解散(7市町村に戻す。少なくとも隼人町は再独立する。他の「新市」にも解散をそそのかす)
 A住基ネット離脱(その他、未成年への携帯電話やネット環境の提供を禁じるなど「IT反革命」をやる)
 B学校問題(教科学習の領域では「ゆとり教育、」をやめ、その他の領域では「管理教育」をやめる)
 C原発廃止(まずは川内原発関係自治体に文句を言う)
 D犯罪対策(期的には逆効果な監視強化や厳罰化をやめ、地域共同体再建により人心荒廃を防ぐ)

 誤字脱字が多い。
 「読むべし」が「読むぺし」になっている。「7市町」が「7市町村」となっている。「ゆとり教育」に「ゆとり教育、」とヘンな読点が入っている。「長期的には」が「期的には」となっている。
 さらに云えば、私は「経歴」欄に「反政府組織指導者」と書いたのだが、字数の問題か単に間違いか、「組織」が抜けている。「反政府組織指導者」とか「反政府勢力指導者」というコトバは、外国のニュースなどでよく目にするが、「反政府指導者」というのは聞いたことがない。
 校正のために商工会の担当者に連絡すると、もう印刷に回してしまったと云う。たしかに送られてきたFAXには「間違いが御座いましたら、お詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と、先手を打ってすでに謝ってある。
 うーむ。
 これが当局のやったことなら烈火のごとく怒るところだが、それは私が政府や地方自治体といった公的権力をそもそも敵視しているからで、私は民間のやることに対しては甘いのだ。許す。

 それにしても商工会青年部。なかなかやってくれる。
 標題的な白抜きの「政府にタテ突く強い街をつくる!」というのは、私が書いたのではなく、私が書いた本文から、あちらさんが勝手に抜き出したものなんだが、実にポイントを押さえている。現国の問題で、「筆者の云いたいことを本文中から最も短いフレーズで抜き出せ」と問われたのなら、満点だ。しかもご丁寧にビックリマークまでつけてくれている。好意すら感じる。
 ここまで真意を汲んでもらって、たかが4、5箇所の誤植に不平を云っては礼を失するというものだろう。
 実によくやってくれたと関係者一同に感謝する。
 他の「ライバル」たちが何を書いているのかまだ確認していないが、私のが一番キョーレツであることはまず間違いない。「どんなまちになってほしいですか?」と問われて「政府にタテ突く強い街!」というのは、そんじょそこらの田舎政治家には思いもよらない発想だろう。しかも、「新霧島市」をどうしたいかと訊かれて、「霧島市解散」は我ながらすごい。
 私は「事前」の活動はほとんどやっていない。隼人町内に(仲の良い)知り合いは一緒に住んでいる弟ただ一人だ。
 当局が各戸配布する公的パンフと、ポスターと、街頭演説。ほぼこれらのみのインパクト勝負である。
 想定外だったこの商工会青年部の活動が、いい結果に結びつけばいいなあ。


  ともだち民主党(2005.11.19)

 いよいよ明日が本番ということで、かといってそんなにやることもなく、のんびりとしている。
 ライバルたちの「事前運動」は盛んだ。
 本番中はここを更新できないので、経過や結果は27日以降に。

 商工会のアンケート、完成品を見た。
 やはり私の回答だけが極端に異質である。
 あと、ちょっと有利だなと思ったのは、ライバルは全員、50代60代であるということ。35才の私が一番若く、あとは40代すら一人もいない。
 なんかフツーにやれば簡単に勝利できるような気がする。でもフツーにはやらないんだな私は。みすみす勝利を遠ざけるようなことを、なんでやるかなあ。でもやるんだよ!
 ちなみにライバルは、(私を含めて)18人から16人に減っていた。

 それにしても昨日も一昨日も、今回の件とはあんまり関係ないことで明け方近くまで人と飲んでたし、今日もいくらかグッズ(たすきとか)を作る以外に用事はない。
 当局は、例の公的パンフの原稿について、まさに今これを書いている最中、あのまま受理する旨、回答してきた。もちろん上の上の上の部署である総務省の担当者が「なんの問題もない」と云った以上、どうせ掲載拒否はできないだろうと思ってはいたが。
 ただ、同パンフに載せる顔写真の件で、また問題が発生しそうな気配も。フツー、背広にネクタイの上半身写真なんだろうが、もちろん私はそんなふざけた格好はしない。黒のTシャツに大きく「恐怖政治警戒中」。これについて当局は、写真は楕円形に切り抜くから文字が切れてしまうかもしれないと云ってきた。私は、顔が小さくなってもいいから、Tシャツの文字全体が見えるようにしてほしいと要請。さてどうなることか。(後註.結局、顔部分だけに)
 たすきに名前以外のことを書くことには別に問題ないという話だったので、片側に名前、もう片側に「政府転覆 まだ反抗期」と入れた。
 そしてメット。
 私は本番中、常に原チャリで動き回るのだが、もともと赤いフツーのメットを、スプレーで黒く塗った。それだけでは淋しいので、とりあえず額のところに小さく白でアナーキー・マークを入れることにした。丸にAである。それでもまだ淋しい、何かいいアイデアはないかと3分ほど考えて、『20世紀少年』のあのマークを、後頭部にデカデカと描いてみた。まあ、分かる人にしか分からないギャグだが、人気マンガなんでそこそこの数の人は気づいてくれるだろう。

 そんなわけでいったんこのサイトは更新中止。
 「結果」を期待して待て。


  惨敗!(2005.11.28)

 詳細は近日中ということで、とりあえず速報。
 確定結果ではないが、開票に立ち会った者の報告によれば、得票はわずか122票!
 供託金も没収されてしまった。

 うーむ。
 「市民」は、大衆蔑視を旨とするファシストの私の予想を超えてアホであるようだ。
 頭にはきているが、落ち込んではいないので、支持者は安心されたい。

 もっとも選挙戦をつうじて、地元にとりあえずネットワークの基盤を作るという当初の目的は達成された。
 それから、2000年の知人の選挙では基本をふまえた上で私の色をまぶす程度なら当選したが、それではやりたい放題にやればどのような結果になるかを確かめてみる、という実験も、高くついたが有益な結果を導き出した。
 
 前記のとおり、詳細は近日中に。


  選管カネ返せコノヤロー(2005.11.29)

 選挙だが、私としては落ちるにしても400か500はいくと思っていた(今回、当選者の最低得票は966票)。先日書いたとおり、大衆蔑視はファシストである私の発想の基底にあるが、いくらかマシな感性を持つ者は、有権者2万8千人の中にせいぜいそれくらいはいるだろうくらいには思っている。400か500というのはつまり50人に一人以下である。実際にはそれにはるかに及ばない122票だったので、私の想定以上に大衆は愚かなのかとつい早合点してしまっていた。
 ところが昨日(28日)、支持者と共に隼人町内の某食堂に入って、そこの店主の話を聞いて驚いた。選挙公報が「今日」(つまり28日)やっと回ってきたというのだ。もちろん投票は前日にとっくに終わっている。私は本当にムカついた。
 さらに、今回の選挙戦をつうじて私に連絡をとり支持を表明してくれた人のほとんどは、選挙ポスターを見ていなかった(その人たちは選挙公報を見たのである)。
 実際、自分でポスターを貼ってまわっていて思ったのだが、隼人町内73ヶ所の掲示板の設置場所には非常に片寄りがある上に、ほとんどが人通りのないマニアックな(?)裏通りで、「こんなとこに設置してほんとにみんな見るんだろうか。それとも私が地元の事情に疎いだけで、選管はそれなりに人通りを分析した上でここと決めたのだろうか」と不安になった。実際、私の不安は的中していたのだ。
 ふざけんな選管!
 私は純粋に、選挙公報とポスターだけで勝負に出たのだ。「事前運動」の類はほとんどなんにもやっていない。それなのに肝心のその二つが、必ずしも一般の目に触れるような配慮がなされていない。これでは選管自身が、原則禁止されている事前運動をそそのかしているようなものではないか。
 少なくとも、町内の主要な交差点とか、人の集まる大きな商業施設の周辺とか、そういうところに重点的に掲示板を設置すべきではないのか。もしかしたら法律で何か規定があるのかもしれないが、そうでないのならすべての投票所の入り口に掲示板を設置したり、選挙公報を貼り出したりすべきだ。選挙公報が選挙が終わってから回ってくるケースがあったことにいたってはもう論外である。
 そんな杜撰な選挙運営で供託金を没収する資格があると思っているのか(思っているのだろう、しょせん権力だから)。カネ返せコノヤロー。
 というわけで、先日の「市民」に対する暴言は撤回する。すべてはバカ選管の責任である。上に揚げたような当然の配慮がおこなわれていれば、やはり私の当初の予想どおり、最低でも400か500はいっていただろう。
 私は今後もしばらくいろんな選挙に出続けるつもりである。次回からは思いっきり「事前運動」展開したるからな。そっちが事実上それを強制してんだから、逮捕すんなよ。