『人民の敵』創刊号

(2014.10.1発行)

内容
収録日
収録場所
400字詰原稿用紙換算
2014.09.03
東京
約103枚
〈対談〉笠井潔
2014.09.10
東京
約85枚
〈対談〉スガ秀実
2014.09.12
東京
約88枚
〈対談〉千坂恭二
2014.09.17
大阪
約50枚

各コンテンツの内容と冒頭部分
(もともと一般公開を前提としていない内容で、コンテンツによってはサシサワリある発言も多く、3段組レイアウトの冒頭1段のみ掲載します)
(各コンテンツのタイトル部分をクリックすると、全体の約10分の1の“抜粋”を読めます)


コンテンツ1 〈座談会〉with 大石規雄・佐藤悟志・山本和幸

 首都圏の“異端的右翼活動家”3名との歓談。大石氏は“右から考える脱原発”デモに立ち上げから関わり、“しばき隊”界隈の反ヘイトスピーチ運動とも連帯して活動。佐藤氏は元・新左翼党派活動家で、外山にはるか先んじて90年代初頭から“ファシスト”を標榜。山本氏は「維新政党・新風」の若手の中心的活動家。新風は反ヘイト界隈からはレイシズム団体と見なされており、大石氏と山本氏の同席は双方が外山と友人関係にあるからこそ実現する、かなり異例の事態。大石・佐藤の両氏は外山が事実上の編集長を努める“反体制右翼マガジン”『デルクイ』(彩流社)のレギュラー執筆陣。
 大石氏と山本氏のバトルが始まるかと思いきや、数分遅れて登場した佐藤氏が、登場するや“最近見たテレビの話”で独演モードに入り、冒頭から謎の展開に(佐藤氏はアニメ・オタクでアイドル・オタクで、無類のTVっ子)。続いて大石氏による反ヘイト運動界隈の面白エピソード集、原発をめぐる議論、意外に和気あいあいと場は進行するのだが、外山が提唱する“中華(ホメ殺し)主義”に3人が猛反発、「もっとマジメに考えろ」「目を覚ませ」と口々に非難を浴びる展開に……。


コンテンツ2 〈対談〉with 笠井潔

 笠井氏は云わずと知れた推理SF小説界の巨匠。小説作品と並行して、全共闘体験に基づく独自の革命思想を提示しつづけてきた思想家でもあり、外山は20代をとおしてそのほぼ完全な影響下にあった。20世紀のそれとは異なる21世紀のラジカリズムを、イスラム国や、日本の若者の犯罪事件などをヒントに探っていく。


コンテンツ3 〈対談〉with スガ秀実

 アンテナ鈍りまくりの日本論壇にあって、外山の活動を正当に評価してくれている唯一の存在と云っても過言ではないスガ秀実氏。その“68年”論には外山も蒙を啓かれまくっている。試しに例によって“中華(ホメ殺し)主義”を提起してみると、中国をめぐる近年の日本論壇・世界論壇の傾向について、該博な知識に基づくレクチャーが始まり、外山もひたすら圧倒されるばかり。


コンテンツ4 〈対談〉with 千坂恭二

 今や日本一、いやもしかしたら世界一過激な思想家・千坂恭二氏。“アナキズム経由のファシズム”論を外山より何十年も早くから、しかも外山より1万倍緻密に展開していた在野の奇人である。ファシズムを標榜する以外にグローバル資本主義にからめとられない方法はない、と関西弁で速射砲のごとく語りまくる。