「川内原発再稼動阻止の恐ろしいインボー」2つのうちの1つ

14年7月執筆

 今年3月に「再稼働第1弾」の候補として鹿児島の川内原発が狙われていることが明らかにされて以来、私はこれを阻止するための「恐ろしいインボー」に挺身してきた。インボーは現時点でほぼ頓挫し、私はすでに戦線を離脱気味だが、この秋にも再稼働を押し切られそうな情勢とはいえ、まだ最終的な勝敗が定まってはいない以上、私が進めていたインボーのゼンボーについてもまだ語るべき時期ではない。
 ただ、インボーは二つあった。
 これをインボーAとインボーBとしよう。
 主軸はあくまでインボーAで、インボーBはその片手間に「ついでに」進めようとしていたものである。インボーAは軌道に乗ればそれ単独でも再稼働を阻止しえかねない真に恐ろしいインボーであり、かつ「悪質な反原発運動」を標榜する私の露悪趣味にも合致したイッヒッヒでニヤニヤな路線である。これに対してインボーBは(「比較的」だが)マジメで堅実な路線で、私の性にそう合わず、かつまたこれ単独ではどの程度の効果を持ちうるのかもよく分からず、しかし少なくとも他のさまざまな試みとの「合わせ技」で食らわしてやるぶんにはそれなりに意味もあろうかという程度のものである。
 そして私は、インボーAを断念すると同時に、「ついでに」進めようとしていたインボーBからも手を引いた。
 インボーAについては川内原発再稼働問題に決着がつく(実際に再稼働させてしまうか、断念させることに成功するか)まで引き続きその内容を伏せておくことにするが、インボーBについてはここにその内容を明らかにしようと思う。
 インボーAが鹿児島の特殊な土地柄を前提とした、実は鹿児島でしか通用しないものであるのに対し、インボーBは全国どこでも推進可能なもので、仮に川内原発がこのまま再稼働したとして、その後は次々と全国各地に原発再稼働の動きが拡がっていくはずであるから、その具体的手法を早めに公開して全国の反原発派の参考に供しようということでもあるし、インボーAがまさに本当にインボーで、内容を明らかにした状態では推進しえないのに対し、インボーBは実はインボーでもなんでもなく、公然と推進して何の問題もない性質のものだからでもある。

 もったいぶったあげく、インボーBの内容を明らかにしよう。
 といっても何のことはない、私自身すでに過去に一度ブログで提案した作戦の焼き直しである。
 「電気代滞納」作戦である。
 (ほぼ)同じことを提起している反原発派は結構いるようだが、私はインボーの専門家として、それが最大限の効果を発するよう細部まで趣向を凝らした。

 まず趣旨としてはこれはいわゆる「ボイコット」、不買運動の一種である。
 営利企業に対する抗議行動としてボイコットは最も有効な戦術の一つであることは云うまでもない。
 ただ問題は日本の電力会社が完全なる独占企業であるということだ。例えば九州在住の反原発派は、九州電力が原発をあきらめない限り九州電力からは電気を買わない、他の電力会社から電気を買う、ということができない。反原発派に可能なのはせいぜい電気代の滞納だけなのである。ボイコットは消費者運動つまり消費点の運動だが、生産点の運動つまり労働運動に例えるなら、ストライキが禁じられており可能なのはせいぜいサボタージュである、といったような状況なわけで、なかなか厳しい、不利な闘いである。やらないよりはやった方がマシ、ぐらいのものなのかもしれない。
 私の豊富な経験から云えることは、電気代はだいたい3ヶ月分まで滞納可能だということだ。例えば7月分の請求書が来て、これをすぐに払わないと送電を止められるということはない。やがて8月分の請求書が届く段階でまだ7月分を払っていなくとも、電気は止められていない。さらに9月分が届く。まだ大丈夫である。しかしそろそろ「送電停止予告書」というのが届く。何月何日までに払っていただけないと不本意ながら電気止めさせていただきますアシカラズかしこという慇懃無礼な腹立たしい通知である。払ってほしけりゃ原発を止めろと正当な抗議をしても市場完全独占にあぐらをかく悪徳電力会社は聞く耳を持たず、指定期日までに払わないと今度こそ本当に電気を止められる。正義は滅びるのである。
 とはいえ、地域によって2ヶ月分か3ヶ月分かハタマタ4ヶ月分かの違いはあろうがある程度の電気代滞納は可能であり(いずれにせよいきなり止められたりはせず、最終通告の書面は実際に電気が止まる前に届くはずだ)、また、私は「まっとうな社会人」を経験したことがないから詳しいことはよく分からないのだが、いくら数ヶ月後には確実に回収できることが分かっているとはいえ「今月入ってくるはずの現金が今月は入ってこない」という事態は、もちろん規模によってはだが、企業にとっては結構キツいのではないかという気がするのである。「山猫スト」的に個々バラバラに滞納作戦を実行するのではなく、組織的に、数千件数万件の滞納が一斉に始まれば、巨利をむさぼる電力会社といえども少しは困るのではなかろうか。
 例えば九州の人口は約1300万人で、世帯数でいうと約570万世帯なんだそうである(九州電力管内で考えているから沖縄県は除いてある)。各種世論調査では、どんなに低く見積もっても九州在住者の過半数は、できれば川内原発再稼働はやめてほしいと思っているようである。約285万世帯が濃淡はともかく再稼働反対派であるということだ。うち1%が滞納作戦に参加してくれれば2、3万件なのである。数千件数万件というのも非現実的な数字ではあるまい。
 反原発派を構成している階層のピークは貧困層と上流ロハス層だろうから消費電力つまり月々の電気代の平均値はとりにくいが、家庭消費のみならず、反原発派が個人経営している各種店舗での滞納も併せて実施すれば、最大で毎月数十億円規模の経済的打撃を電力会社に与えられそうである。これは計約570万世帯の九州で考えているからで、首都圏や関西では当然もっと大きくなる。
 もちろんその程度の額では電力会社はビクともしない可能性も大いにある。繰り返すが、「やらないよりやった方がマシ」ぐらいのことなのかもしれない。

 効果があるのかどうなのか分からないが、やるのなら最大限に効果的にやるべきである。
 私なら以下のようにやる。

 まず呼びかけの内容である。
 最も重要なのは、いきなり滞納を呼びかけたりはしないことである。むしろまだ原発が再稼働していない現時点では、滞納をしないように呼びかけた方がよい。請求書が来たらすぐ払え、一週間以内に払え、と電力会社の手先のような呼びかけをした方がいいくらいだ。
 原発を動かしてない時期と動かし始めた後とで「落差」を生み出した方がよいということである。いざ再稼働するまでは模範的なお客様であることに努める。再稼働するやいなやスジの悪い顧客へと豹変する。
 再稼働前に呼びかけておくべき唯一は、電気代の自動引き落としをやめる手続きをすることである。これを今のうちにしておくこと。自動引き落としでは滞納ができない。
 支払い方法の変更手続きの際に電力会社の窓口で再稼働がどうこう云ってやる必要はない。ただ淡々と手続きをすればよい。何も訊かれないとは思うが、訊かれたとしても「まあ、いろいろと事情が」とかテキトーに云っとけばいい。
 しかし再稼働を目前に控えたこの時期、そんな手続きをする者が急に増えれば電力会社側も意図を察する。数千人数万人が自動引き落としをやめに現れれば、それだけで「こいつら全員、再稼働したら滞納を始める気だ」と伝わるわけで、あえて何も云わずとも無言の圧力になる。
 そして先述のとおり、まずは自動引き落としをやめるだけで、すぐに滞納を始めたりしないようにということも併せて呼びかけておいた方がよい。
 いざ再稼働までは模範的に支払い続ける。請求書が届いたらすぐ払う。
 そしてついに再稼働したとする。仮に今日(7月下旬)、再稼働したとしよう。月始めに請求書が届いていた6月分の電気代はもう払ってしまったが、来月早々には7月分の請求書が届くだろう。そんなもの破って捨てていい。どうせ同じものが何度も届くのである。そのうち8月分の請求書が届いてもこれを放置し、さらに9月分が届く。そろそろ赤信号である。おそらく10月分の請求書が届く前に、例えば「10月25日までに7月分を払っていただけないと不本意ながら送電を停止させていただくぞテメーコラ」という「送電停止予告書」というのが郵送されてくるだろう。「最終通告」とかって赤いハンコが捺してあって大変オドロオドロしい怪文書である。ここで払わないと本当に電気を止められてしまう。
 が、できれば期限期日(この例では10月25日)当日に払い込むのがよい。どうせ電気を止めにくるのは翌日以降(翌日である場合も多い)である。期限期日その日のうちはギリギリまだ止まらない。深夜0時を過ぎてから、未明のうちにコンビニに行って払ってもいい。遠隔操作で止めるのではなくわざわざ作業員が出張ってきて止めるから、もしずっと自宅にいる生活であれば、なんならその時に作業員に直接払ったっていい(作業員はまず必ずピンポーンとやって、誰か応対に出てきたら「これから止めますけどやっぱり払えませんか?」と訊いてくる。そこで払えば作業員は電気を止めずにスゴスゴ帰っていく。もちろん留守だったら仕方ないので非情にも黙って止めてしまう)。
 あなたがもし剛の者なら実際に止めさせてしまうのも一つの手ではある。昼間に電気を止められたとする。夕方5時6時ぐらいまでなら、コンビニで払ってすぐに電力会社に電話して「払ったんで電気つけてください」と云えばその日のうちにまた作業員がやってきてつなげてくれる。これによってつまり止めるとつなぐで2回も作業員を派遣させる余計な手間を電力会社に強いることができる。
 経験豊富な私にはさらにアイデアがある。今の例では、手元に7月分・8月分・9月分の請求書があり、「7月分を払っていただけないとまもなく送電停止します」と恫喝されてる状況なわけだが、ここでわざと、期限期日に「7月分」ではなく「8月分」をコンビニ払いするのである。すると不思議なことに電気は止まらない。1週間ぐらいすると今度は電力会社から「あのー、一応は払っていただいたんで今回は電気止めてませんけど、順番をお間違えのようです。8月分ではなく7月分のお支払いを。じゃなきゃ今度こそほんとに電気止めてまうどコラ」という通知が届く。そしてさらに後日、本来は8月分のそれである「11月25日」とかを7月分の支払いの最終期限とする「送電停止予告書」が届くはずである。この期限日にはちゃんと7月分を払わなければならない。またわざと9月分とか払い込んでもムダな抵抗である。8月分はすでに払ってるわけだから、「12月25日」あたりには今度は9月分・10月分・11月分の請求書が溜まってるはずで、もちろん今度は10月分を「間違って」先に払うのである。つまり2ヶ月に1度は、電力会社に「順番をお間違えですよ」の通知を発送する「もうひと手間」の余計な事務作業を強いるイヤガラセが可能だということである。
 とにかく、再稼働前のなるべく早い段階で自動引き落としをやめる手続きをする、しばらくは可及的すみやかに電気代を払い続け、いざ再稼働したら電気を止められる寸前まで滞納を粘る、というのが呼びかけるべき内容の骨子である。いろいろ書いたように、やろうと思えばさらに電力会社をメンドくさがらせるチマチマしたイヤガラセを付け加えることも可能である。

 次に呼びかけの方法である。
 この作戦は、各電力会社の管轄エリアごとにそれぞれ独立して取り組まれるべきである。再稼働の時期、つまり実際に滞納を開始する時期がそれぞれ異なってくるはずだからである。例えば北海道在住者が東京電力管内での再稼働抗議に呼応して北海道電力への滞納を始めると、今度は泊原発が再稼働される時にやることがなくなってしまう。
 まず滞納作戦への参加を呼びかけるシンプルなサイトを立ち上げる。コンテンツは、簡単な趣旨説明と、具体的な行動内容(まず自動引き落としをやめる、しばらくはちゃんと払う、再稼働と同時に滞納開始、の3点でよい)、「賛同される方はこのサイトへのリンクを」というお願い、そして呼びかけ人リストの4つだけで充分である。
 当然、サイトを立ち上げる前の準備として掲載する「呼びかけ人」を一定数、揃えておかなくてはならないのだが、この「方法篇」での最大の留意事項がこのあたりにある。呼びかけ開始段階で「呼びかけ人」は何十人かいた方がいいと思うが、その個々の思想信条や路線・作風ができるだけバラバラであるように配慮する、というのがこの作戦において何よりも大事なことなのである。
 現在、反原発運動の内部にはさまざまの路線対立、不和がある。それを嘆く者も多いが、私はそれ自体は何ら問題ないことと考えている。むしろどんどん対立し、喧々囂々の論争をやって、運動が活性化した方がよい。アイツが参加するんならオレは参加しない、的な話はすでにあちこちにあるだろうが、それだってべつにかまわないと思う。どんどんケンカすべし。
 ただ、この滞納作戦に限って云えば、その最大の利点は、参加者たちが一切じかに顔を合わせることなく展開しうることなのだ。デモや集会なら、「アイツとは同席できない」ということが多々あろうし、繰り返すようにそれはそれで大いに結構なことなのだが、この滞納作戦では個々の参加者たちが「同席」する機会がそもそもないのである。関係が険悪な者どうしが、一切顔を合わすことなく、それぞれの支持者や周囲の者に作戦を広めていけばいい。
 しかしそういう利点が最大限に発揮されるためには、第1弾の呼びかけの時点で「呼びかけ人」に偏りがあるのはマズい。「アノ辺の人たちが呼びかけてるんだね、じゃあオレはパスで」ってことになるに決まってるから、せっかく「同席」不要の大同(非)団結の可能性をフイにしてしまうのだ。さらに云えば、誰が「云いだしっぺ」なのかさえパッと見では分からないように気を遣うべきである。
 もちろん私もこれを九州で展開するに際して、私が首謀者であることが分からないように推移するよう留意しており、その意味でのみ「インボー」だったわけだが、具体的には、以下のように進めていくつもりだった。
 まず九州各地のさまざまの反原発運動のキーパーソンたちを個別に訪ねて、滞納作戦の概要を話し、呼びかけ人に名を連ねてくれるよう相談する。
 鹿児島に限って云えば、私は鹿児島の反原発運動の主要な面々とは関係はおおむね良好であり、少なくとも険悪な関係である者はあまりいない(はずである)。一昨年の鹿児島県知事選で善戦した反原発候補・向原祥隆氏は社会派の地元出版社の社長であり、彼の出版社と深いつながりのある福岡の地方出版社から著作を1冊刊行している私は、そういうわけで10年以上前から面識がある。「緑の党」系の鹿児島市議・野口英一郎君とも、彼が市議になるはるか以前、そもそも彼が鹿児島でさまざまの社会運動を開始した当初からの友人である。先日の鹿児島2区衆院補選で山本太郎氏系の候補者・有川美子氏の陣営にボランティア参加し、もちろん有川氏本人とも面識を得たし、その陣営幹部の一人だったもう一人の反原発派市議・小川美沙子氏とも面識を得た。反原発の立場を鮮明にしている元阿久根市長・竹原信一氏とも最近は交流がある。鹿児島の若手(といっても30代・40代がメインだが)反原発派が結集している「天文館アトムズ」というグループのメンバーたちとも日々交流しているし、その拠点BAR「コーナーポケット」をはじめ、行きつけにしている鹿児島県内のいくつかのBARのマスターたちの中にも反原発の立場を鮮明にしている人は何人かいる。一昨年の「外山恒一トークライブin鹿児島」の会場に使わせてもらった喫茶店「作楽」のマスターも鹿児島の主要な反原発活動家の1人だ。現在は鹿児島県出水市に拠点をおく「劇団どくんご」の面々だってツアー期間以外の時期はたまに鹿児島での反原発デモに参加している。
 こうした鹿児島の主だった人々を「呼びかけ人」として「内定」できたら、次はその成果を持参して九州各地の反原発派を訪ねて回る。私は福岡(と鹿児島)以外の九州のマジメな反原発派の間ではあまり知られていないと思う。したがってあらかじめ嫌われてる心配もないわけだが、とはいえ私のようなアカラサマに怪しい風貌の人間がいきなり登場しても警戒されよう。しかし上記のような「呼びかけ人」内定者のリストと共に現れれば話はスムーズとなるに違いない。そうして福岡を除く九州6県の主だった反原発派を「呼びかけ人」のリストに次々と加えていく。むろんこの約2年間、さんざん飲み歩いて開拓した九州各地のたくさんのロックBARやレゲエBARのマスターたちの中にも名前を連ねてくれる者はあるだろう。
 最後に福岡である。福岡の反原発派の中には私を嫌っている者や避けている者もかなりある。当然まずは良好な関係の活動家を訪ね回ってリストに加わってもらう。こうして私が直接交渉して回ることが可能な範囲でできるだけ多彩な「呼びかけ人」リストが完成に近づいた段階で、私とは関係の良くない方面にも、私と奴らの双方と良好な者を介して、もちろん私が持ってきた話だということは伏せてもらった上で「呼びかけ人」リスト入りを誘ってもらう。
 九州じゅうの主だった反原発派がおそらく総勢で百名ぐらい名を連ねる「呼びかけ人」の中に、「右からの九電前抗議」なんて肩書の藤村修氏をはじめとする九州内の幾人かの反原発派の右翼活動家や、「西南学院大学アナキズム研究会」なんて肩書の怪しい若者を、画竜点睛で最後に計10名ぐらい混ぜたところでむしろ「大同(非)団結」のイメージに貢献するはずだ。「外山恒一(九州ファシスト党・我々団)」という衝撃的な名前と肩書もうまい具合に埋没し、まさかコイツこそが真の首謀者であるとはよほどの事情通にしか察知できまい。
 とまあ、そういう「インボー」だったのである。蛇足だが私がこのインボーを進めるに際しては、共産党系の活動家のみ意図的に排除するつもりだった。間接的に呼びかけてもらう過程で結果的に何人か混じってしまうのは仕方ないとしても、少なくとも私が直接訪ねて「オルグ」していく時には意図的に共産党系を避けていくつもりだったのである。で、いざリストが公開されて「うわー、九州じゅうの反原発派が総結集してる!」と皆がテンションを上げる中、共産党だけ「蚊帳の外」という……。「共産党だけは絶対に許さん!」というのは私ども正しい過激派のモラルなもんで。
 手順をイメージしてもらうために、いささか煩雑になるのを承知の上で、私が具体的にどのように動くつもりだったのかを詳細に書いたが、要点は先に述べたとおり、広く一般に呼びかけ始める時点で公開する「呼びかけ人」の第1弾リストの人選に偏りが生まれるのを避け、「アイツらが呼びかけてるんならオレらは不参加」という動きが出てこないよう気を配るということである。
 それなりにマンベンない「呼びかけ人」のリストを準備できた段階で、いよいよサイトの公開である。先述のとおり、賛同者にはどんどんリンクを張るなどしてこの作戦を広めてもらうよう呼びかける。むろん「呼びかけ人」リストに加わってくれた人たちにもである。
 さらなる「呼びかけ人」リスト入り志願者の募集ももちろん続けて、しばらく様子を見て、最終的に「呼びかけ人」リストを完成し、次にビラを作る。オモテが滞納作戦の呼びかけと具体的行動内容、ウラが「呼びかけ人」のリストである。読みにくくならないようレイアウトを工夫できるなら、「呼びかけ人」の一人一人にそれぞれ140字以内(?)とかで一言ずつ添えてもらうのもよい。例えば私なら「核武装には賛成である」ということを付け加えるだろうし、つまりその方が「いろんな立場から再稼働に反対してる人たちが結集してる」というイメージの強化につながるからである。「総結集」していながら決して「一枚岩」でない印象になる方がいいのである(だから「右派」を一定数加えるべきである)。
 世の中、ネットに縁のない生活をしている人はまだまだ大勢いる。いくらサイトのアクセス数が伸びたところで、そういう人たちには何も届かない。リアル世界に浸透させるビラという「ブツ」は絶対に必要である。何万枚どころか、何十万枚と印刷し、「呼びかけ人」をはじめ作戦への賛同者にそれぞれの周辺で配布したり置きビラしてもらうのは当然として、ゲリラ的にそこらへんで各戸配布したっていいのだ。

 とまあ、以上のような「インボー」である。
 冒頭に述べたように、かつて一度ブログで呼びかけ済みの作戦だが、私が一人で呼びかけたって大して拡がりゃしなかったので、どうすれば拡がるのかと考えて焼き直した。
 全国各地の反原発派に参考にしてもらえると楽しい。